ウイルス対策ガイド
ウイルスの種類2
■要注意!新型ウイルス
●驚異!ユーザー情報を狙うウイルス
対策ソフトが進化しているとはいえ、新しいウイルスは日々増えつづけています。
従来のウイルスは、いたずら目的で作られたものが多くを占めていましたが、最近のウイルスは金銭や情報詐取のためのツールとしての性格を強めています。
例えば「スパイウェア」や「BOT(ボット)」と呼ばれる、パソコンのユーザー情報の取得を目的とした不正プログラムがその代表です。また、1種類のウイルスにつき多数の亜種が存在し、被害の分散が進んでいることも指摘されています。
●外部から操作される!ボットの驚異
現在「BOT(ボット)系ウイルス」と呼ばれる不正プログラムが話題になっています。
「IRCBot」「ForBot」「Agobot」など、ボットは無数の亜種を生み出して蔓延しており、「BOTネットワーク」と呼ばれる不正プログラム同士のネットワーク網を築くなど、大きな脅威となっています。
ボットは侵入したパソコン内部から、外部のハッカーと通信を行い、外部からの自動操作(リモートコントロール)を可能にします。そして、自由自在にパソコンにある情報を収集し、外部に送信するのです。
ボットに感染するのはセキュリティホールを放置している状態のパソコンです。また、パソコンをネットワークに常時接続し、共有設定をしているにもかかわらず、パスワードを設定していなかったり、簡単に類推できるパスワードにしている場合も狙われます。
●密かに情報を盗む「スパイウェア」
「スパイウェア」とは、侵入したパソコンのユーザー情報(閲覧したファイル名、URL履歴、使用したソフト、キー操作の記憶など)を収集して、外部に送信する活動をするプログラムのことです。
スパイウェアが活動していることは容易に分かりません。なぜなら、デスクトップやタスクトレイには何も現れないからです。そして、ウイルス対策ソフトで発見できないことも、しばしばです。
スパイウェアは、フリーウェアやアドウェア(企業の広告を表示するかわりに無料で使えるツール)、シェアウェアに多く含まれています。そしてそれらのツールやソフトをインストールすることで、パソコンへと侵入します。
また、ホームページを閲覧しているだけで侵入するクッキー型のスパイウェアや、ホームページ閲覧に必要なプラグインだと思わせてダウンロードさせるスパイウェアも存在します。
スパイウェアのなかには、ソフトの利用許諾契約に、情報を収集することが明記されているケースもあります。要するに、情報収集と引き換えにソフトの機能を提供しているのです。ですから、スパイウェアが嫌なら、潔くそのソフトの使用を諦めましょう。
